テレワークと好相性のマニュアル作成
東京マニュアル制作室 > テレワークと好相性のマニュアル作成

テレワークと好相性のマニュアル作成

「働き方改革」という言葉はすっかり社会に定着しましたが、労働環境の改善を求める労働者側、変わる必要性を自覚した企業側双方に共通する課題であるためでしょう。 先日、テレワークに関するシンポジウムに参加したところ、企業がテレワークを導入する一番の理由は人材確保のため、選ばれる魅力ある企業になるためでした。子育て、介護、自身の健康問題などを抱えた優秀な社員が働き続けられるように。

企業の管理職にとってテレワークは、目の前にいない社員を管理しなければならないので難しいそうです。(実際にテレワークを導入した副次的効果として、管理職のマネジメント能力が上がったというお話もありました。)テレワーク社員は1日に行う業務の目標を設定し、最後に上司へ報告をして承認を得るというやり方があるそうですが、毎日行うのはそれだけで一仕事です。

当社にこれまで在職したのはみな女性で、長く働き続ける方法を模索して30年あまりです。テクニカルライティングーー新しい技術をわかりやすくエンドユーザーに伝えるーーをキーワードに、当初は広告寄りの仕事も多かったのですが、自然の流れでマニュアル、取扱説明書作成が主な業務になりました。

どのような企業にも業務マニュアル、取引企業への説明資料、ユーザー向けのマニュアルなどのドキュメント類が存在します。長年の経験から、マニュアル作成とテレワークは非常に相性がいいと言えます。 その理由を挙げてみましょう。
  • マニュアル作成は一般業務から切り離しやすいので、テレワーク以外の社員に負担がかからない。
  • マニュアル作成はもともと数週間~数か月の工程表に従って作業するもので、目に見える成果物があるため業務管理しやすい。平日に用事があれば、その分土日に仕事をするという融通がきく。
  • 社内のドキュメント作成は社外に発注しにくいが、社員であれば特別なオリエンテーションやレクチャーが不要で、守秘義務契約もクリアできる。

  • あとは、マニュアル作成のノウハウ、使用するソフトウェアの使い方を習得すればいいのです。
    もちろんマニュアル作成なんてやりたくない方もいらっしゃるでしょうが、このようなノウハウを得ることは、その後、別の仕事を行う上でも役立ちます。文書化することによって業務を客観的に見直し、無駄を見つけ、やり方を改善することにつながる場合もあります。

    社員のテレワーク業務の1つとして、マニュアル作成を検討してみませんか?
    当社にはマニュアル作成、アプリケーションの使い方、それに子育て・介護経験があるので、アドバイスやコンサルティングができます。興味のある方は是非お問い合わせください。
    (関上 晴美)